俺は去年、工場の機械オペレーターの派遣をやっていたのだが、指の爪が全部剥がれた話を書いていきたいと思う。
工場の機械オペレーターは楽な仕事
工場の機械オペレーターの派遣は時給1400円も貰えたが楽な仕事だった。
仕事内容は、機械を操作してラインを動かしたり、数時間に一度だけ資材を交換するというもの。
20前後の高卒の正社員に仕事を教えて貰っていた。
ライン工は主にパートのおばさんがやっているが、オペレーターが補填に入ることもある。
基本的には1日中、機械の前で立っているだけでお金が貰える楽な仕事だった。
機械を弄るのが好きだったり楽な仕事を探している人にはオススメな仕事である。
機械の資材交換で指の爪が全部剥がれた
数時間に一度、機械の資材を取り換えるという作業があるのだが、
30kgくらいある重い資材を金具に取り付けようとしていたら
金具が人指し指に落ちて指の爪が全部剥がれて骨が見えた。
ADHDは凡ミスやこういう事故を起こして職を転々としていくのである。
血が吹き出していたが不思議とアドレナリンで痛みを感じなかった。
その後、工場の部長の車に乗せられて近くの病院に運ばれた。
車内で「ワシもあの作業若い頃やっとったけど事故起こしたことないけどなぁ」と言われた。
病院でレントゲンを取ったら骨には異常はなく、爪を縫ってデカイ包帯を撒かれた。
労災があった後は工場へ労基の人がやってくるようになり、資材の交換の仕方が安全な方法に変わった。
たしかに資材も金具も重量があり、それを自力で持ち上げるから危険な作業ではあった。
その後、指に包帯を巻いたまま1か月掃除など簡単な軽作業をしたが、結局使いものにならず退職した。
指の爪剥がれてからの一年間の経過(グロ注意)
病院で指に大きな包帯を巻きつけられた。1か月はこの状態で仕事をしたが使いものにならず食品工場を退職。
包帯の中身。
指の爪が付いているように見えるが、これは実は取れた爪を縫って乗っているだけの状態。
皮膚が裂けて青く腐ったようになっており、まるでミイラのようだ。
2か月後くらい。
乗せていた爪は綺麗に取れて皮膚が固まり腫れが収まっている。
爪が無いと指が痛くてギターを弾くことが出来ない。
事故後半年くらい。 半分ほど爪が生えてきている。
指の爪が伸びるのはかなり遅いということが分かった。
現在の指の爪の状態。
1年経過して一応全て生えてきたが均等に指に張り付いていない。
完全な状態になるまであと半年は掛かりそうだ。